東日本大震災について

 このたびの東日本大震災により亡くなられた方々に、謹んでお悔やみを申し上げますと
 共に、被災された皆様やそのご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 一日も早い復興をお祈りするとともに、日本セーリング界の復旧に向けて、セイラーの
 皆様とこの危難を乗り越えて行けるよう、弊社もできる限りの支援をさせていただきます。

 また、弊社にてお役に立てることがございましたら、ご相談・ご要望をお寄せくださいます
 ようお願い申し上げます。

                         パフォーマンス セイルクラフト ジャパン株式会社
                                       代表取締役 大谷たかを
                                               スタッフ一同




   ■被災地に向けた弊社の取組み状況のご報告■

 @支援物資の提供・輸送、現地復旧作業

   【11月26日(土)〜27日(日)】 第7便レポート
    気仙沼高校ヨット部存続に有志で支援活動をして頂いている方から、新艇の
    420を寄付して頂き、気仙沼湾へ輸送。

   【8月27日(土)〜28日(日)】 第6便レポート
    寄付されたレーザーを修理し、メンバー分のムストーのライフジャケット付きで
    猪苗代湖で仮活動中のいわきセーラーの手元へ輸送。


   【7月29日(金)〜30日(土)】 第5便レポート
    寄付されたレスキューボートを修理し、OP、パーツ、自転車、調理器具などの
    支援物資とともに、松島、釜石に輸送。


   【6月19日(木)】 第4便レポート
    ジュニア向けのOP級2隻(1艇はオークションに出展された新艇)と一般向きの
    レーザー6隻を松島ヨットハーバーに輸送。


   【4月7日(木)】 第3便レポート
    JSAFジュニア・ユース育成強化委員会の佐々木共之氏(本職は消防レスキュー隊)
    と共に、被災地の宮古、釜石へ支援物資の搬入。
    現地からの要望により、宮古湾クリーンアップ用に寄付された2隻のワークボートを
    弊社工場にて修理・整備を行い、自転車8台と一緒に宮古地域などに輸送。


   【4月1日(金)】 第2便レポート
    JSAF新会長河野氏と共に気仙沼と宮古に、お見舞いと物資(飲料水・食糧・衣糧
    ライフジャケット類など)の搬入。
    仙台にて東北セーリング連盟の連絡会議出席し、東北全体の被害状況を確認し
    今後の対策を検討。


   【3月18日(金)】 第1便レポート
    被災されたセイラーと連絡を取り、セイラー及び周辺住民支援のための支援
    物資搬入及び復旧作業として、社員2名を被災地の宮城県仙台市宮城野区へ
    第1便として派遣。


 A義援金の寄付

   被災地への復興支援に対して、下記の団体を通じて義援金の寄付いたしました
    ◆日本セーリング連盟
    ◆日本レーザークラス協会
    ◆日本赤十字社
    ◆日本赤十字社 神奈川県支部


 B弊社取扱ブランドの提供(特別割引販売)及びチャリーティーセール

   【MUSTO】
     @インナーウエアー類の提供(第1便)   
     Aライフジャケット類の提供(第2便)
     Bイギリス本社と共に、ウエアーの提供を準備中
     Cレース会場にてチャリティーセール
      【5月21〜22日 エリカカップ】 レポート
   【Laser】
     @被災されたLaserに関してのみ、艇体及び艤装品に対して特別割引価格にて
      販売を準備中

   【WINNER】
     @チャリティーオークション 【5月16日】 レポート
      OPTIMIST WINNER 12Ti(新艇)を、チャリティーオークションにて販売。
      落札価格全額をJSAFを通じて、被災されたジュニアヨットクラブ復興支援の
      ために寄付




弊社支援のレポート

【11月26〜27日 第7便レポート】



             
             【写真】有志で気仙沼高校の支援活動をして頂いている某オーナーから
                 寄付された、新艇の420(フルコンプリート)を受け取り開封するところ
                  

 現地高校生、OB,顧問の先生。。。。

 大喜び
 気仙沼湾に震災後初めてスピンが上がった!!


 US行き選考の基準はセーリングの腕前ではなく、どれだけセーリングに打ち込
 んでいるか?はモチロンだが学業の方も含めて、文武を両立させることが出来る
 人!!! ですということを宣言しておきました。
 一年生の伊藤依里さん何とか仲間が増えるように友達勧誘してみると目を輝かしていました。

 校長先生は来ることが出来ませんでしたが、顧問の先生とOBの方たちは涙気味
 で嬉しさを表現してくれました。

 畠山さんの弟も山の上から新艇が見えたといって飛んできてくれました。

 火曜日の現地新聞に載りそうです。

 Takao


            
            【写真】
                
                
           
            【写真】
                
            

                                パフォーマンス セイルクラフト ジャパン[株]
                                                 代表 大谷 たかを
                                                   スタッフ一同



【8月27〜28日 第6便レポート】



             
             【写真】レーザー協会からのレーザーラジアルを受け取って
                  ニコニコのいわき海星高校生

 英国から戻り、遅れていた福島県セーラーへのサポートは8月27-28日の猪苗代オープンレガッタの
 時にいわき海星高校、いわきジュニア/ユースへのレーザー及び支援物資を届ける準備を進めて
 いた矢先......何と猪苗代オープンが「中止!!」
 テーザー級もミッドサマ―としてこのレガッタに相乗りしていたので、支援艇として東北に寄贈された
 2隻のテーザーを含めての交流戦を準備していたのに…。

 「中止!!」が分かったのは一週間前、どうしようと慌てているさなか、5日前には地元セーラーから
 志田浜で「キャンプ&レース」やりますという噂…。
 早速、現地でいわき海星高校生との合流を決めたが、ジュニア/ユースは残念ながら東京若洲にて
 4.7の練習という、体が二つなきゃ追いつかない。
 ジュニア/ユースへの対応は、物資は若洲への送り、レーザー4.7は9月中旬の若洲レガッタの時
 に引き渡すことになった。

            
            【写真】志田浜オープンレース
                短期間の案内にもかかわらず、レーザーをはじめ猪苗代らしいレースとなった。
                福島セーラーのためにこの日は無くなりかけた風がよみがえって、気持良い
                3レースができた。

            
            【写真】オリンピックキャンペーンで忙しい高橋香(いわきフリート)も駆けつけて
                磐梯山をバックに地元セーラー自作のピンクストライプ ラジアルセールで参戦

            
            【写真】「好きなのもいで行っていいよ!」・・・おみやげは沢山の取れたて野菜。
                早速、揚げびたしにして・・・うめーーー!!
                桃も野菜も、内緒だけどどぶろくも、福島 おいしい!!

 いわきはハーバーが壊滅、閉鎖ということなので、放射能の飛散の比較的少ない猪苗代湖で仮活動中。
 慌ただしい第6便でしたが、福島の人たちの心の底からセーリングを楽しんでくれている明るい笑顔に
 接することが出来て感激。
 最後に良い知らせ…閉鎖が決まっていた「いわきサンマリーナ」は震災当時ハーバーマスター、現在
 は閉鎖残務処理班の柄沢さん(元材木座レーザーセーラー)の努力で、市民ディンギーハーバーとして
 再開の可能性が出てきている。

                                パフォーマンス セイルクラフト ジャパン[株]
                                                 代表 大谷 たかを
                                                   スタッフ一同


【7月29〜30日 第5便レポート】



             
             【写真】夜っぴいてひた走り、夜明けの松島銭神漁港(名取松島ジュニアの新基地)
                 到着。ここには佐賀県唐津から提供の和船をジュニア用のテンダーに
                 ゴムボートは釜石に屋根の上のOPと自転車は宮古行き。

 皆さんいろいろとありがとうございました!!!
 金矢さん
 日曜日のOP進水式はうまくいきましたか?
 宮古へのOP2〜3隻の件、是非実現させてあげて下さい。 宮古の人たちは、やっとOPが来たので
 日曜日初練習して次週の蒲郡の大会にに行ける..とすごく喜んでいただけました。

             
             【写真】突貫の大作業でニューボートみたいになったレーザー津屋崎フリート
                 提供のゴムボート

             
             【写真】何もなくなった釜石の根浜にゴムボートが届いた!!!
                 お盆にはレーザー2隻も知多フリートからやってくる

 釜石は根浜に置くと無くなりそうなので、三浦さんの自宅に置いてきました。
 部落も何もかもがなくなった根浜が動き出すのには相当の月日が必要のようです。

             
             【写真】是非欲しかった圧力釜だ!!ピープルファクトリーからの食器類の
                 支援物資は釜石の仮設住宅へ。フェンスの向こうが仮設住宅

             
             【写真】支援の艤装品でよみがえった愛艇にセールが上がった

 大船渡の坂本さん(現在宮古県庁に出向中)も土曜日にハーバーまで顔出してくれました、長塚さんの
 レーザーをニューコントロールシステムで艤装。。。まだデッキに穴あいているけど、皆にこにこでした。


 駆け足の第5便でしたが、被災地にはまだまだ支援が必要、特に釜石、大船渡には…来年の夏を
 目指しての支援が必要です。
 今年はまだヨットに乗れる状態にならないだろうけど、きっとカムバックしてくれます。
 「宮古に集まって乗ろう」ということも相談中!!

 大谷 : 明日から英国プレオリンピック行ってきます。

                                パフォーマンス セイルクラフト ジャパン[株]
                                                 代表 大谷 たかを
                                                   スタッフ一同

 被災された方たちが何を必要としているか、私達にとって出来ることは何かを考え、今後も出来るだけ
 セーリングの夢が消えないように、押し売りにならないようなサポートを続けていきたいと思います。


【6月19日 第4便レポート】


          
          【写真】『ワーイ!艇が届いたらすごく乗りたくなったよ』と、喜ぶ松島名取ジュニア

 今までは生活必需物資とか遺体捜索等に使えるワークボートが主でしたが、今回は初めてヨットを
 持って行きました。
 松島は観光船も動き出し、宮城県内の高校生が、数の限られたFJ級を乗り回しての合同練習が
 始まったこともあり、ジュニア向けのOP級2隻と一般向きのレーザ6隻を届けさせていただきました。
 初夏と思われる日曜日の午後は気持ちの良いシーブリーズが入り、へとへとになるほど練習を
 してもらいました。

          
              【写真】震災後初の練習会「大谷式連発超ショートコース練習」

 スタート練習では最初はバラバラでしたが、徐々にフィーリングが戻って来たのか、夕方にはきれいに
 10艇が並び、コーチングを手伝ってくれた地元の方たちも「最高だねー !!」の連発でした。

 一方、まだまだ復興のめどが立っていない釜石の根浜フリートから『思いは復活ですが、現実との
 乖離が大きすぎてヨットに向ける情熱が萎えてきているのも現実です。 支援してもらう艇を雨風に
 さらしては申し訳ない。その意味でも、根浜がメドをついた段階で艇を受けたほうがいいのでは…
 もう少し時間をください。必ず、根浜(釜石)のヨットを復活します !!』
 というメールへの返事は…
 『被災された地域の皆さんの心情は良くわかります。ゆっくりやっていきましょう。レーザーは雨・風に
 はめちゃ強いですよ !! 世界中の9割以上は外置きでも全く問題ありません。 瓦礫の山の中にある
 ブルーシートのかかった三浦さん達の3艇を見たときは、改めて三浦さん達の艇に対する思いやりに
 感激して、逆にパワーをもらったのは私たちでしたよ !!
 私達はそちらの状況に見合うように対応できますので、連絡を待っています』

 【BULKHEAD Magazine】 『全国レーザーフリートの絆』にも掲載

 【追伸】
 『デッキがはがれかかったブルーの艇は一度こちらに持ってきて修理という作戦もありますよ !!』

                                パフォーマンス セイルクラフト ジャパン[株]
                                                 代表 大谷 たかを
                                                   スタッフ一同

 被災された方たちが何を必要としているか、私達にとって出来ることは何かを考え、今後も出来るだけ
 セーリングの夢が消えないように、押し売りにならないようなサポートを続けていきたいと思います。




【5月22日】

 エリカカップにてチャリティーセール

 5月21日から22日まで、愛知県蒲郡のラグナマリーナにてエリカカップにお邪魔してきました。
 こちらでは、ラグナマリーナ内にあるFASTNET様の一角をお借りして東日本大震災のチャリティー商品
 現行商品の販売、前夜祭でのチャリティーオークションを行わせていただきました。
 英国MUSTO本社より多くの商品を提供してもらい、それを今回のエリカカップにて販売させていただき
 東北のセーラーに今必要なものに替えて贈らさせていただきまました。
 レース前日は蒲郡の市民会館で行われたスキッパーズミーティングにも足を運び今回の当社の
 趣旨をご説明させていただきました。
 ラグナマリーナの前夜祭ではチーム紹介など行われ盛りあがったところでオークションを行うことに
 なりました。
 今回のオークションでの目玉商品はMPX(ゴアテックス)のスモック!こちらは若いセーラーが落札し
 商品を手にしたご本人も喜んでいました。
 また、表彰式でもMUSTOの商品を提供しじゃんけんでの争奪戦もあり、商品をゲットした方は
 大会側の準備した募金箱に募金をしていました。  
          
          【写真】ラグナマリーナ内のFASTNET様の一角をお借りしてのチャリティー販売




【5月16日】

 WINNERオプティミスト チャリティーオークション

 オプティミストディンギー協会様掲示板を利用させていただき、【東日本大震災チャリティー
 オークション】を行わせていただきました。
 オークションの内容は、WINNER 12Tiハル(販売価格325,500円)を50,000円からのスタート
 期間は約10日間で、落札金額はJSAFを通じて被災されたジュニアクラブ復興のために全額寄付!

          
                【写真】オークションには出展された同型艇の『WINNER 12Ti』

 4月22日からゴールデンウイークまでは皆様に知っていただくためにOP協会掲示板をはじめ
 当社ホームページにも掲載。
 また4月29日は葉山新港にて竹下杯が行われ、この大会自体が松島名取ジュニア支援の大会と
 なりましたので陸上本部横にテントを設置させていただき、チャリティーオークションに出す実物の
 OPを展示させていただきました。

 葉山新港には、松島名取ジュニアから1名の選手が招待されていて元気にレースに参加
 していました。
 選手とお父様に聞いてみたところ「セールは前の週に持ち帰っており無事でしたが、船や
 ウエアなどは流されてしまいました」とのこと、当社は被災地のセーラーにMUSTO社のライフ
 ジャケットを提供することを始めておりましたので、すぐに試着していただきこれを着てレースに
 出ていただきました。

 オークションのWINNER 12Tiハルは、ゴールデンウイーク明けより約10日間のオークションが
 始まりました。
 気になっているが入札までは・・・という方が多いようで数日間は入札がありませんでしたが
 後半は入札件数が増え、最終的には300,000円で落札となりました。
 そして、落札いただいたのは都内在住のキールボートセーラーの方で、なんと落札いただいた
 艇も東北のジュニアに寄付しますという、とても嬉しいお申し出がありました。
 思いがけないダブルのプレゼントに社内はもとより、このオークションを気にかけておられた方からは
 「最高な結果になりましたね」「寄付していただけることにっびっくりしました」とメールやお電話を
 いただきました。

 現地で受け入れ可能の連絡が来ましたので、この艇は当社便にて、6月18日、19日で東北に
 お届けしました。
 現在はまだ活動場所が決まっていないようで、関東でのクラブと合同練習という形態をとって
 おられるようです。
 宮城県は松島がヨットが乗れる環境になってきたようですが、観光船航路があり船足の遅いOPには
 なかなか練習場所の確保が難しいようです。
 早く地元の青い海で練習が出来る環境が整ってほしいと願っております。




【4月7日 第3便レポート】

        
          【写真】雪が残る中、2隻のワークボート・エンジンなどをトレーラー運送するPSJ車

 今回はJSAFジュニア・ユース育成強化委員会の佐々木共之(本職は消防レスキュー隊)が
 アシスタントドライバー。
 第一便の仙台、2便の気仙沼、仙台、宮古、そして今回の宮古、釜石…どこを見ても現地の
 セーリング環境状況は「壊滅」という言葉がこのためにあるのではと思われるほどのひどさです。
 今すぐにセーリングが出来る状態(物理的にも精神的にも心情的にも)ではありません。
 「やってあげたい」側と「やってもらいたい」側との温度差を感じて、うまく両者の気持ちをくみあげ
 ながら、何らかの形でサポートを続けていければと思っています。今後ともご協力お願いします。

 宮古湾クリーンアップ作戦用に皆様からの協力で揃えられた修理・整備された2隻のワークボートと
 自転車などを宮古に届けたのち南下。
 ひとつ峠を越えた山田町は壊滅的な津波の被害に加え、火災の被害も受けた地区が特に悲惨で
 まるで原爆の被災地に足を踏み入れたような状況でした。
 リアス式沿岸独特な入り組んだ湾に沿った釜石までの60〜70kmの道のりは、峠を越えて次の湾に
 降りて行くたびに目に飛び込んでくる、「えーこんなに!ウワッ こんなところまで!」…と、想像を
 とてつもなく超える自然の脅威をこれでもかと私達に見せつけてくれました。

 気仙沼同様、被害の度合いが激しいという山田町(宮古のすぐ南側:佐々木委員長の遠戚がいる)と
 釜石北高校(今は廃校)OBと新日鉄ヨット部が中心となって活動している釜石ヨットクラブを訪れて
 被災状況のお話を聞き、支援物資(今回はボートがかさばったので前2回ほどの量は運べません
 でしたが)をお渡してお見舞いをしてきました。


          
          【写真】 まるで原爆の被災地に足をふみいれたような山田町

          
          【写真】 水門と防潮堤、こんな土台構造でいいのかなと思うのは僕だけか…?

          
          【写真】 水門はぶっちぎれて近くのスーパーに突っ込んでいた

 <釜石ヨットクラブの状況>
  フィシャリーナのポンツーンは皆無、残ったクルーザ2、3隻が内陸部に打ち上げられている。
  ディンギー艇庫は土台のみで、レーザー3隻が奇跡的に小さな傷のみ(少しの修理で帆走可能)で
  無事だった以外はセールが一枚だけ山際の鳥居にひっ掛ってていた。
  シーホッパーは見当たらず、470が一隻デッキに大穴状態。
  当ヨットクラブの女性メンバー(26歳)が勤務中に被災して亡くなられた。

          
          【写真】レーザー釜石フリートキャプテンの三浦さんが指を指す山際に艇が
              打ち上げられていた。その右側にセールが引っ掛かかっていた鳥居。

          
          【写真】壊滅的被害の釜石根浜フィッシャリーナ

 <インターハイの件>
  北東北3県内で出来ればやりたい、秋田県本庄を候補地として検討中。
  来週岩手県副理事長の長塚氏が秋田を訪れるとのこと。


 <今後の計画>
  帰路、佐々木ジュニアユース強化委員長とどうすれば被災地のジュニアユースのセーリングに
  対する夢の手助けが出来るかを話しながら帰りました。

  どこを見ても、未だ行方不明の方々がたくさんおられる中、今すぐにセーリングが出来る状態
  (物理的にも精神的にも心情的にも)ではありませんが、少なくとも夢を…。
  ただ、気を付けなければいけないのは「やってあげたい」側と「やってもらいたい」側との温度差です。
  うまく両者の気持ちをくみあげる、きめこまか配慮が必要です。

  そこで先ずユースジュニア向けに!!
   1.水域合宿に被災地セーラーが参加する場合に、JSAFの義援金等で補助が出せないか検討を
     依頼しよう。
   2.OPは江の島の「ホームステイをしながら一緒に練習を」をはじめ、全国各地からのあたたかい
     提案を受けています。
   3.レーザーとOPに関しては、レガッタへの無料参加招待を計画中。

 <ボランティア>
  山田町をはじめ被害の激しい所には沢山のボランティアと自衛隊がが入って町の清掃をきめ細かく
  手伝っていて頭が下がりました。
  今からではかなり出遅れ感がありますが、地域によってはまだまだそういったボランティアを熱望して
  いるところも沢山あります。 セーリング仲間からの活動を大いに期待したいです。

  ボランティアの条件
    1.先方の邪魔、負担にならないこと
    2.交通費はもちろん、宿泊、食事を自分たちで準備していくこと
    3.5名程度のグループで入ると先方も使いやすい
    4.最低3日以上で交代制にして仕事のバトンタッチもよい

  河野JSAF会長の話によると、学連から東北にボランティア派遣の話が進行中とのこと、大学単位で
  OB会等からのサポートで送りこめると良いと思う。
  ボランティア送り込みのためにJSAF義援金を使わないこと。(JSAFが負担するとしたらJSAFのゼッケン)
  ハーバー施設だけでなく周辺地域等へのボランティア活動を期待しています。


                                                          大谷 たかを
                                            とんぼ返り、寝不足につき乱文失礼



【4月1日 第2便レポート】

 今回はなんと!JSAFの新会長 河野さんがアシスタントドライバー。
 ハーバー自体が半分水面下になってしまった気仙沼を見舞い&物資搬入、仙台にて東北
 セーリング連盟の連絡会議のあと、宮古に向かいました。
 我々が訪れたのは震災から3週間目、まだハーバーの前の湾では小型ヘリがホバリング
 しながら遺体捜索をしていました。
 宮古では「海上練習中からの大避難」に関わった方々から、生々しいお話を聞くことが出来
 是非日本中の皆さん、いや世界中の皆さんにレポートしたいと思って下記にまとめました。
 話を聞いただけで体が震えました…。


 『巨大な津波がくる…』

 私達はすでに閉まった防潮堤の水門の海側で車を捨てて高い防潮堤の上にあがった。
 第一波はハーバーをじわじわと浸食していく…始めはこんな感じかなと思っていた。
 だが、ハーバーの防波堤では考えられないことが起きていた。
 水の壁がみるみるうちに防波堤からあふれ出し、その瞬間防波堤は一気に倒され、とてつもない
 量の水が私たちに向かって襲い掛かってきた。
 このままでは私達が通常非難する海面から10mほどの防潮堤の上ではひとたまりもない。
 堤防につながる25m程のほんの小さな丘の急斜面を必死で木の枝につかまりながら頂上まで
 何とかよじ登り木にしがみついた。
 第二波の後の引きはものすごく、ハーバーの底が見えた。
 恐ろしいほどの勢いで引いていく波が轟音をたてて渦のように移動していく中を、巨大な第三波は
 壁となり白波立てながら湾口の巨大な防波堤を破壊しながら襲ってきた。
 今まで私達が立っていた堤防を飛び越えてくる私達たちの車やクルーザーそして眼下の建物が
 跡形もなく押し流されていくのに唖然とし、只々、先に送りだした生徒たちの無事だけをを強く祈った。


 『超えるはずが無いと言われていた10m防潮堤(防波堤の更に内陸側)を軽く超えて…』

 当日は宮古商業高校のFJ級3隻に顧問の先生と5人の生徒がテンダーボートが付き添い、ハーバー
 前の海面で練習をしていた。
 携帯電話からは地震を知らせる嫌な音が響き、今まで一度も経験したことのないような突然の大きな
 揺れに、陸上に待機する高校生は座り込んで抱き合って震えている。
 「津波だ!!」 と とっさに沖に無線で知らせ「直ちに曳航でハーバーに戻るよう」に指示。
 直後にすぐ「船を捨てろ」と指示。しかし曳航作業は思うようにはかどらない。
 生徒達を拾いに行こうと予備のテンダーに飛び乗って海面に向かうが、気ばかり焦る。
 突然、対岸の半島からハーバーに向かっての風が吹き始めた。
 まるで生徒達をハーバーに送り届けるように…。
 自分の中では15分で津波がやってくると直覚的に感じていたので、ゆっくりと解装する「大きな地震や
 津波を経験したことのない生徒達」を金切り声をあげて叱咤する。
 市内に出ていたハーバーマスターが戻り釜石では漁港が波にのまれているとの情報を聞き、顧問の
 先生と生徒たちに500mほど離れた坂の上にある学校にダッシュで逃げるように指示。
 私達も生徒たちの着替えを2台の車に積んで水門に向かった…。
 ほんとうに、ほんとうに良かった。私達はラッキーだった。
 もし誰か沈でもしていたら、タイミングが悪ければ…と思うと、怖かった…一生懸命でした…と涙に声を
 詰まらせながら、小柄なハーバーの女性職員加藤さん(宮古商業のOG)が語ってくれました。


 更に詳しいことを聞いてみると、海面では地震にほとんど気がつかなかったとのこと。
 通常から無線を忘れて出艇した時には、沖に届けるぐらい徹底していたことに救われ、無線の大切さを
 改めて思い知らされたとのことだ。

 100隻近くあったヨットは、大会で本部船に使う一隻のクル−ザーを残してインターハイ用に購入した
 新艇も含めて今は跡形もない。
 ただ見つかったのは浄土ヶ浜に打ち上げられた一隻のレスキューボート、となりの漁港の網に引っか
 かっていたそのボートのカギ、それに国際信号機の『AP』と『数字旗3』。
 「レースは3時間延期された」を意味する残された2枚の信号旗に込められている意味は何だろうか…?
 きっと、今回の大被害にめげずに…、今は出来ないけど、きっと3分、3時間、3週間、3か月、3年経ったら
 きっといいことがあるよ、必ずカムバック出来るよ!! と神様が残してしてくれたに違いない。

 なお、東北地方では仙台でも東北大学、東北学院大学、塩釜高校が練習中であったが、いずれも冷静かつ
 適切な行動で無事に避難。
 もし、犠牲者が出ていたら日本中のセーリングが凍結してしまったでしょう。
 指導者の皆さん、セーラーの皆さん、本当にありがとう!!

          
          【写真】無事だった生徒さんたちと一緒に
              中央部中段左端が加藤さん、中央の白髪の方がJSAFの新会長河野さん

          
          【写真】約150隻のヨットやボートや備品が流失した『リアスハーバー宮古』
              8月のインターハイのために準備が整ったばかりの新築だった

          【震災当時の宮古市の映像(Youtube)


【3月18日 第1便レポート】

 国道4号線を13時間かけて宮城県仙台市宮城野区に到着。
 ルーフには400Lの灯油、ガソリン、軽油、そして運転席まではみ出す程の食糧や衣類などの物資を搬入。
 ライフラインが皆無の中、沿岸部の避難所のサポートと瓦礫片付け作業の4日間。
 レポートを書く精神的余裕がありませんでした。

          
          【写真】雪の残る避難所に到着し灯油類を下ろすPSJチーム
              社用車のキャラバンの中には手作り料理から生理用品まで支援物資が満載


          【震災当時の現地の映像(Youtube)




   ■支援便へご協力をして頂きました皆様■

   渇涛。石油
   シーボニアマリーナ
   ヒロリギン
   江の島ヨットクラブ
   鰹テ南なぎさパーク
   泣tァクトリーゼロ
   佐賀県ヨット連盟
   ヤマハ発動機スポーツ振興財団
   ノースセールジャパン
   和歌山セーリングクラブ
   とらや
   NPO法人ピープルファクトリー

   レーザー提供 【蓬田、根本、大塚、山本(英ニ)、西岡一正、島本、PSJ梶z
   レスキューボート提供 【津屋崎フリート、唐津玄海セーリングクラブ】
   義援金     【全国レーザーメンバーから提供されたレーザー修理&部品代】
   OP提供    【匿名希望 東京在住キールボートセーラー(元レーザーセーラー)
              江の島ヨットクラブジュニア、佐島マリーナ、PSJ梶z
   ウエアー提供 【東京ベイ、材木座、江の島、逗葉の各フリート】
   自転車提供  【小倉、押小路、河野、森】
   運送班     【中野、本田、富田、和歌山セーリングクラブ、PSJ梶z
                                         (敬称略、順不同)

  支援便への快いご協力をお受けして頂き、ありがとうございました。
  その他にもここに書ききれないほど周囲の方々からの沢山のサポートがあっての
  実現でした。



【こちらのページに対するご意見ご質問等のお問い合わせ先】 
 パフォーマンスセイルクラフトジャパン
Tel 0467-76-1051 Fax 0467-76-1052

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